辛い思いをされている方からよく聞く言葉が、「我慢」。
幸せになるには、○○を我慢しなきゃ。
○○と仲良くいるには、私が我慢をしなきゃ。
痩せるには、食べることを我慢しなきゃ。
それって、本当?
本当に自分がやりたいこと?
本当に自分が選びたい方法?
幸せになりたい。誰かと仲良くいたい。痩せたい。
それが本当にやりたいことなのは間違いないでしょうが。
その為の方法には、「我慢」しかないの?
言ってることが「我慢がしたい」になってない?
「我慢」と言うと、私には、こんなイメージが浮かびます。
嫌々なんだけど、でも、そうしなきゃいけないから、本当はそうしたくないのだけどやらなきゃ。
裏には、「本当はこうしたい」「本当はこんなことしたくない」という想いが潜んでいる。
その想いを押し殺すこと。
だから、我慢をやめたら、逆のことをしてしまう。
堪忍袋の緒が切れたら、我慢を出来なくなったら、「本当はこうしたい」をやってしまう。
そんなイメージ。
「忍耐」に浮かぶ、私の持つイメージは。
粛々と必要なことを、飽きて放り出すことなく、途中で投げ出すことなく、コツコツと続けること。
目的の為に耐え忍び、必要なことをやること。
忍耐をやめると、「目標達成の道を進む」をしなくなるだけ。
だから、忍耐できなくなっても、「目標達成の道」は進まなくなるけど、阻害はしない。
忍耐は休憩できるような気もする。
休憩して、再開したら、また道に戻って目的に向けてコツコツ進んでいく、そんなイメージ。
辞書で調べると、「我慢」「辛抱」「忍耐」と、一緒くたになってたりしますけど(笑)
あなたの持っているイメージは、どうですか?
こんなイメージを持つ私としては。
幸せになりたい。その目的、「やりたいこと」をやる為に、そうしてるわけじゃないの?
ちょっとやりたくない、苦手なんだよね、いつもはこうしないんだけど、みたいなことを、「でも、やりたいことのためには必要だから」と、圧してやる。それって「我慢」?
それって「我慢」というより「忍耐」じゃないの?
そんなことを感じるんですよね。
我慢をしてると、我慢ができなくなる時も当然あって。
その時に何が起こるかと言えば、我慢とは逆のことをしてしまう。
我慢することで得ようとしていたことが、遠のくようなことをしてしまう。
そして、罪悪感に襲われる。
例えば、ダイエットで減量。
チョコやお菓子を我慢してた。我慢ができなくなってチョコやお菓子を食べてしまった。
ほら、減量から遠のくことをしてしまってる。
チョコやお菓子我慢しなきゃいけなかったのに、やってしまった…食べちゃったら逆に太っちゃうじゃない。我慢できない私は何てダメなの。我慢できなかった私のバカ!!
そうして、チョコやお菓子に限らず、我慢するダイエットでは、2~3キロは減らせたこともありましたが、それ以上の成果を出すことはできていませんでしたね。私の場合。
ところで、この2~3年で、私、15キロ程の減量できました。
チョコやお菓子を食べる量を工夫、調整しましたが、我慢はしてません。
チョコやお菓子以外の全ての食べ物も、食べる量を工夫、調整しましたけども。
食べる量の工夫、調整。
簡単に言えば、栄養バランスの良い食生活、です。
それはそれは大変で労力のかかることでした。
たくさん調べたり学んだりしましたし、いちいち、毎食、栄養価を計算したり、それに合せて調味料を工夫したり、これまで何気なく使っていたもの、薬味や調味料なんかでも計量するようになったし。今までのレシピとは違う、条件に合うレシピを探したり。外食で困ったり。食べたことも無い食品にチャレンジしたり。
でも、食べるってことに関しての我慢は一切しませんでした。
毎回、お腹が満足するまで食べましたし、食べたいときに食べたし、甘いものが欲しければ甘いものを食べました。必ず量を工夫、調整するので、「好き放題食べる」とは違いますが。
これまで我慢で乗り切ってたことは、全部やめました。
例えば。
食べたいのに食べずに我慢する、とか。
飽きてもう食べたくないのに無理に我慢して食べる、とか。
そんなことはせずに、食べるものや調理に工夫をする等のような対策をしました。
対策には、やはり苦労や労力がかかります。
それも、耐え忍んで乗り切り、慣れてくれば、楽に自然にできるようになって行きました。
ある意味、技術が身に付いたのでしょうね。
そうして得たのは、無駄な贅肉が落ちた身体と、豊かな食生活な気がします。
我慢して、我慢できなくなってしまった時に自分を責めたり叱ったり、罪悪感を持つ、そうなってしまうよと脅して我慢を強いて…なんてことをしていたダイエット期間を一言で表すなら「苦痛」ですが。
この数年間は、その言葉にはなりませんね。
楽しかった。色々学んだ。初めて食べる食材もあったし、これまで嫌いだと思っていたものが、食べられるようになったりもした。料理のレパートリーも増えたし、外食も沢山新規開拓した。沢山の経験をしたし、色んな種類、タイプの困難を、色んな方法で乗り越えた。
敢えて一言で表すなら、「誇らしい」とか「充実」あたりかもしれません。
というわけで、「我慢」はやめて「忍耐」に移行するの、オススメです。
単純に、「我慢」という言葉を「忍耐」に置き換えるだけでも、気分的に随分違うかもしれません。
最後に、「我慢と忍耐」(「カウンセラーからのおすそわけ」より)というステキな記事も紹介しておきますので、是非、リンクに飛んで読んでみてください。
心理学の分野?のひとつ、選択理論では、我慢と忍耐をこのように考えるんですね。
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